理想の快眠を求めて!硬い枕と柔らかい枕、どちらが最適なのか?
公開日:2023/11/15 最終更新日:2023/07/05
毎日の疲れをしっかりと癒すためには、睡眠の質を高めることが重要です。豊かな眠りを手に入れるためには、ご自身に合った枕をセレクトすることが欠かせません。では、硬い枕と柔らかい枕では、どちらが最適でしょうか。この記事では枕の硬さに注目し、詳しく解説します。ぜひご一読ください。
硬い枕vs柔らかい枕、理想的な枕の硬さとは?
皆さんは普段、どんな枕を使っていますか。素材も豊富な枕のなかから厳選し、ソフトで柔らかな枕を使っている方もおられるでしょう。では、理想的な枕の硬さとは、一体どのようなものでしょうか。
結論から言うと、ご自身が快適さを感じているなら、硬くても柔らかくてもOKです。枕の硬さには答えがあるわけではありません。ご自身にベストな枕を選択し、毎日の快眠を目指すことがおすすめです。しかし、気を付けておきたいポイントもあります。
好みの枕が合っていないことも
ふかふかで柔らかな枕、昔から使っている硬い枕、いずれも快眠につながっているなら、どちらも正解です。しかし、好みの枕がひょっとすると自分に合っていない可能性もあります。
朝起きた時に、なんとなく疲れを感じていたり、頻繁に肩や首が凝るような感覚に陥ったり…と違和感がある場合には、枕を見直すことも視野に入れましょう。また、何度も夜中に姿勢を直すために起きている場合も、枕がベストな密着感ではない可能性があります。
理想的な枕とは
枕の硬さの好みはまさに千差万別、個性によって好みが別れます。
理想的な枕と出会うためには、硬すぎない枕を選ぶことも重要です。また、硬さも重要ですが、高低についても検討する必要があります。高すぎる・低すぎる枕はいずれも快眠を遠ざけてしまうリスクがあるためご注意ください。
自分に合った快眠をもたらす最適な硬さの枕の見極め方
自分に合った快眠をもたらす素敵な枕と出会うなら、硬さについて熟慮する必要があります。適切な枕を見極めるためには、一体どのような方法が考えられるでしょうか。枕選びを行う際には、知っておきたいポイントが3つあります。
1.定期的に見直す必要がある
枕は子どもと大人では体型が異なり、脊柱の形状も違います。また、体格によっても選ぶべき枕は異なっています。体格が大きな方、筋力がありしっかりとした身体つきの方は、高めの枕が推奨されています。
一方で、体格が細くミニマムな方は、低めの枕を選ぶことが推奨されています。このように、年齢や体格によっても自分にマッチングする枕は大きく異なるため、定期的に見直すことがおすすめです。
2.性別
枕選びのポイントの2つ目は、性別です。
男性と女性では、首のカーブの形状がやや異なっているほか、体格も大きく異なります。男性の方がやや高めの枕を推奨されていることをご存じでしょうか。結婚などの機会にお揃いで購入した枕は、ひょっとするとマッチしていない可能性もあります。
3.形状
枕にはいろんな形状があることも、ぜひ知っておきたいところです。枕の形には長方形のもの、首元や頸椎を安定させるウェーブ状のものなどがあります。また、どれもしっくりこない場合にはオーダー型を選択してみることもおすすめです。
首元を安定させるタイプの枕は、低反発素材で作られていることが多く、頻繁に寝返りをうっていた方も改善しやすいと言われています。
快眠を叶えるための硬い枕と柔らかい枕の選び方
理想的な快眠を叶えるためには、いろんな硬さ・高さはもちろんのこと、素材なども含めてじっくりと枕を検討することがおすすめです。そこで、この章では快眠を叶えるための枕選びについて、詳しく解説を行います。
柔らかな枕で眠りが浅い場合
柔らかい枕は心地が良いものですが、睡眠中に寝返りを打ちにくく首や肩に負担を感じさせることがあります。もしも慢性的に睡眠の質が落ちている場合には「やや硬め」の枕を選択することがおすすめです。
枕の高さに違和感がある場合
枕の高さに違和感がある場合には、頭の重さを考慮する必要があります。高反発・低反発と素材によっても感触が異なるため、実際に試してみることもおすすめです。
姿勢にも配慮を
デスクワークやスマホの使用などから、慢性的に猫背や反り腰の状態に陥っている方は相当多く、悪化した姿勢に合わせて枕を選んでしまう方もいます。姿勢が悪化した状態を固定する枕を選ぶと、さらに身体に負担をかけてしまう可能性があります。
正しい姿勢に導いてくれる枕を選ぶためにも、枕選びは専門家にヒントをもらいながら進めることも検討しましょう。
理想の寝姿を知っておこう
寝ている時は、身体を丸める癖がある方もいますが、理想的な寝姿とは一体どんな姿勢かご存じでしょうか。実は、立っている姿勢を維持できることが、理想の寝姿なのです。
枕が首元を圧迫しすぎるタイプを選んでしまうと、首回りの神経を圧迫し、全身に影響を与えてしまいます。自然な立ち姿をキープできる枕を選ぶようにしましょう。
まとめ
今回の記事では、理想の快眠に近付くヒントとして、枕選びについて触れていきました。硬い枕、柔らかい枕のいずれであってもご自身が快眠できているのであれば、硬さに正解はありません。しかし、今お使いの枕に違和感があったり、快眠から程遠いと感じたりする場合には、体型にあったベストな枕を選び直す事がおすすめです。枕にはいろんな形状や素材もあるため、試してみると良いでしょう。